『細胞の分子生物学(第7版)』を読もう

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細胞の分子生物学(その25)

 現在2021年7月6日16時13分である。(この投稿は、ほぼ3041文字)

麻友「早い時間じゃない」

私「どこまで、続くか、頑張ってみる」

結弦「『DNAの冒険』の方は?」

私「『DNAの冒険』も続けるけど、同時進行とする。『細胞の分子生物学』の方で、まだ分からなかったところも、後で、『DNAの冒険』で、分かるということもあるだろう」

若菜「早速始めてください」


私「もう一度、並べておく」

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麻友「見飽きたわよ」

私「私が、間違えていることも、分かっただろう」

結弦「第1ページで、『新型コロナウイルスも、1個の細胞。つまり、1個の生物。新しい生物。2020.6.11 14:33:38』と、メモしてる」

私「これは、間違いだった。新型コロナウイルスは、細胞ではない」

若菜「振り返ってばかりいたら、駄目ですね」

私「上の第3ページの(Fig.1-2)のところまでで、前回は、沈没したんだ。その次のページ、

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麻友「もう、のっけから、{\mathrm{RNA}} ね。{\mathrm{DNA}} と、{\mathrm{RNA}} って、何が違うの?」

私「そんなに、違わないんだよ。使われている糖が、リボースよりデオキシリボースの方が、1個、酸素が少ないだけなんだ。それを使った、リボ核酸(RiboNucleic Acid)(RNA)と、デオキシリボ核酸(DeoxyriboNucleic Acid)の頭文字なんだ」

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麻友「へーえ。デオキシリボ核酸の方が、デオキシって言うんだから、酸素が多そうなのにね」

私「そういう思いつきは、大切にした方が良い。ここで、

デ-オキシ → ジ(2)Oxygen(酸素)

かと思ったら、違ってた。という記憶は、いつか役に立つ」

若菜「お母さん。将来への飼っておく問題ですよ」

結弦「それで、もう、メッセンジャーRNAという言葉が、出てきてる。聞きたくてうずうずしてた、mRNAだよね」

私「確かに、メッセンジャーRNAなんだけどね、新型コロナウイルスのために、もの凄く有名になったけど、分子生物学では、非常に当たり前なものなんだ。実際私が、大学2回生の終わり(1993年1月~3月)に、読んでいた、『細胞の分子生物学(第2版)』でも、第1章から、バンバン出て来た。というより、第2版では、生命は、最初はDNAでなく、RNAとして始まったんだ、と、書いてあった。この第6版が、そこのところを、どうくぐり抜けるのか、注目しているんだ、私は」

若菜「お父さん、分子生物学は素人ですが、一応、個人的見解みたいなものは、持ってるんですね」

私「だから、逆に、この本の第1章が、つまらなくて、2018年6月17日に買ったのに、沈没してばかりだったんだ」

結弦「お父さん、スキャンを見たのでは、13ページまで行ったのが、限界だね」

私「後、章末問題を、1問解いただけだな」

結弦「あっ、そうか」

麻友「それで、mRNA の説明は?」

私「それは、この本が、後でいくらでも、してくれる。それよりも、ちょっと気になるので書いておくが、第5ページの『会合しやすく』とか、『内部会合により』というように、『会合』という言葉がある。これ、日常用語の、寄り合いとか、あつまり、と取ってはいけないんだ。主に化学の用語で、水素結合などの弱い引力で、同じ分子の離れた部分が、引きつけ合って、結合することなんだ」

麻友「弱いってところが、重要なの?」

私「そう。分子自体を構成する、共有結合などの強い結合とは、違って、そっと近付いている状態。お母さんが、赤ちゃんを抱くとき、赤ちゃんの骨が折れるほど、抱いたりしないでしょ。そっと抱きしめる状態って、分かるよね」

若菜「本当は、ここは、お父さんが、お母さんを抱きしめる状態と、書きたかったんでしょう」

私「私だったら、女の人を優先するから、『麻友さんと私が抱きしめ合う状態』と、書いただろうけど」

麻友「太郎さんの、こういうところ、いや」

私「後、DNAの複製、転写、翻訳と、言葉が、それぞれ使い分けられているのに、注意」

結弦「次のページも見せて」

私「はい」

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麻友「タンパク質って、あの蛋白質よね」

私「そうだよ」

麻友「でも、この書き方じゃ、何種類もあるみたいじゃない」

私「たくさんあるよ」

麻友「じゃあ、食品の栄養成分表示で、例えば、ヤクルト400の、1本({80\mathrm{ml}})当たりたんぱく質 {1.0 \mathrm{g}} って、どれがなのか、分からないじゃない」

私「だから、あんなの気休めだよ。ワンダエクストラショットの糖類 {0\mathrm{g}} にしたって」

麻友「ちょっと、腹立ったから、分子生物学、とことん勉強してやる。今、スキャンしてあるの、全部見せて。予習しておく」

私「じゃあ、今日は、6ページの下の段落の前まで、やったことにしておくよ。それでは、スキャンしたもの」


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麻友「えっ、こんなに? 太郎さん。コンビニに、あの重い本持って行って、こんなに、スキャンしてくれてたんだ」

私「30ページ分だから、スキャンは15回。450円。麻友さんの心をつかめるなら、決して高くはない」

若菜「お母さんも本気になりましたけど、私も、ちょっと思うところがあります。どんどん進めて下さい」

結弦「お父さん、こんな面白いものがあるのに、どうして数学ばっかりやってるのかなあ」

私「それじゃ、今晩は、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2021年7月6日21時31分である。おしまい。