『細胞の分子生物学(第7版)』を読もう

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DNAの冒険(その4)

 現在2021年7月7日19時22分である。(この投稿は、ほぼ2160文字)

麻友「太郎さん。昨日、だみっちょょ @damiccho さんに、返信ツイートしたわね」

私「昨日の投稿、自信があったんだ。だから、サイドバーに表示される、アイキャッチ画像に、素敵なものを入れたいなと思った。まゆプラネットさんの今月のカレンダーは、『白いまゆゆ』で、結構良かったから、それをダウンロードしようかと、ツイッターを見た。そうしたら、だみっちょょさんが、すっごくいい絵を、アップロードしてたので、即決で、それを、ダウンロードして、相対論のブログの他ブログ更新情報(その51)に使った。本人も喜ぶだろうと思って、ご挨拶を、返信ツイートした」

麻友「まゆプラネットさんの、毎月のカレンダーは、ダウンロードしてないの?」

私「まゆプラネットさんが、始めた頃は、プリンターもあったから、印刷しようと思えば、できたけど、私は、カレンダーでなく、肉体を持つ麻友さん自身に、来て欲しいのだからと、ブログは書くけど、カレンダーは、ダウンロードしないことに決めたんだ」

若菜「お父さん、一途というかなんというか」

結弦「この一途さが、科学に向かえばね」

私「じゃあ、『DNAの冒険』やるぞ。結弦」




結弦「はじめ─7ページからだったね」

若菜「LEX も、ここまで来ると、スペルが分かるのですね」

麻友「祭酒というのは?」

結弦「祭酒(さいしゅ)は、ATOKでも、変換候補に出てこなかった。電子辞書で、


古く、中国で、宴会の席上、身分の尊い人が酒をそなえて地の神をまつること。また、その儀式、その尊長者。

転じて、古く中国で、学政の長官。


だった」

麻友「学政というのは?」

結弦「学政(がくせい)は、これもATOKで、空振り、電子辞書で、


教育の普及と完成のために実施する行政。教育行政。


ということ」

麻友「学問と政治の統括者というのとは、違うのね。学問のための政治を行う長官なのね」

若菜「学問を大切にするって、中国の儒教とか、3000年以上前から、脈々と続いてきてるのね」

私「学問を大切にしない文明は、滅んだんだよ。それだけだ」

若菜「でも、インカ帝国みたいに、武器を持ってなかったから、滅ぼされた文明もあります」

私「私は、

『学問を大切にしない文明 {\Rightarrow} 滅ぶ文明』

とは言ったが、

『学問を大切にしない文明 {\Leftarrow} 滅ぶ文明』

とは、言ってない。

『学問を大切にしない文明 {\Rightarrow} 滅ぶ文明』

の対偶は、

『滅ばなかった文明 {\Rightarrow} 学問を大切にする文明』

で、これは、正しいが、インカ帝国は、滅んだから、前件が、偽であり、この命題自体は、真となるな。現代論理学、分かってるか?」

麻友「太郎さん。ちょっと、ハイになってる。書いたものを読んでいるだけで、分かる」

私「やっぱり、運動すると、良いのかなあ? 2日間、雨に降りこめられて、今日、やんだから、生活費を受け取りに実家へ行き、その後、マックへ。15時半から、歯医者。その後、銀行に預金。さらに、図書館へ行って、帰りに、ブックオフで、理工書の棚を見ながら、改めて、『やっぱり、超伝導って、面白い現象だよなあ』などと考えながら帰ってきたら、家に着いて、スマホが、『今日は、1万2千歩、歩きました』と言った」

麻友「ハイなのは、分かったから、先に進んで」

結弦「様々な人が年齢の枠を超え、文系と理系の枠を超え、ことばと人間を自然科学する冒険に、果敢にチャレンジすることに出発した」

結弦「次ページに行って、トラカレの唯一の課題、ハイゼンベルクの『部分と全体』を読むという話が、出てくる」

ハイゼンベルク『部分と全体』(みすず書房


若菜「私達も、読むべきでしょうかね?」

私「うーん。本を読むスピードが、速い人は、読んでもいいけど、ヒッポの3冊を読むためには、必須ではない」

麻友「太郎さんは、読んだの?」

私「大学時代、一応買って、読み始めたけど、出だしは面白いんだ。だけど、段々、政治の話が多くなって、面白くなくて、やめちゃった。だから、『量子力学の冒険』は、『部分と全体』なしで、読んでる。そして、月日はめぐり、栄信工業まで、片道2時間15分かけて通う、車中で、読み始めた。家出したりして、1999年11月28日に保谷へ転居、そのほぼ1年後、2000年12月27日読了。余り、もう一回読みたいとは、思わなかった。哲学が好きな人には、良いかも知れないけど、純粋に数学と物理学が好きな人間として、これはお勧めできる本ではない」

麻友「出だしは、面白いの?」

私「第ⅩⅩ(20)章まであるうちの、最初の4章(第Ⅰ章~第Ⅳ章)くらいだな、面白いのは。第Ⅱ章では、私が、『やっぱりハイゼンベルクの様に物理学者になろう。数学はとっても好きだし、恐らく数学科の人の中でもトップクラスの厳密さを持っているけど、物理をやっている時のような感動は数学の方ではどうしてか分からないが僕には得られないのだもの』と、メモを書き込んでいるほどだ」

若菜「それは、いつのメモなんですか?」

私「この本の購入の刻印は、『1993年6月29日 京都大学 中央書籍』だから、3回生で、上野さんのゼミが、辛くなっている頃。私が、数学で喜びが得られないなどと、愚痴るのは、よっぽどのことだ」

若菜「あっ、そう読むべきなんですね。物理が好きなんだと、取るだけでなく」

私「これは、本人にしか、分からないことだな」


結弦「じゃあ、一応、お父さんは、『部分と全体』を、読んであるけど、他の3人は、読んでいないという前提で、ゼミを進めるよ」

麻友「はじめ─8ページの下で、『光は波だ』と、『光は粒だ』の、いつもの議論ね」

私「麻友さんが、『いつもの』議論ね、と、言ってくれたのは、6月13日に観た、映画『ビリギャル』で、1年間教えてきた塾の先生が、『君の口から、プロレタリアートなどという言葉を聞くようになるとは、夢にも思わなかったよ』と語るシーンを、思い出したほどだよ」

麻友「なんだ、太郎さん、秘かに楽しんでるんじゃない。有村架純(ありむら かすみ)さんか」

私「これが、麻友さんだったら良かったのに、とかそういうこと抜きで、それなりに、面白かったよ」

麻友「太郎さん。私に恋なんてしてない、普通のおじさんなんじゃない」

私「麻友さん。何か勘違いしてるよ。麻友さんを好きでも、世界には、他にいくらでも、女の人はいる。その他の女の人を見る目は、以前と同じ。これは、当然のことなんだよ」

麻友「私、太郎さんに好かれなければ、良かった。こんなに、面白い人なのに」

結弦「ちょっと、目に余るので、止めます。はじめ─9ページに移って、1行目、


 この問題に決着をつけるべく、量子力学の建設がスタートしたのです。


まで、今日進んだよ。次回そこから」

私「麻友さんと私の問題に決着をつけるべく、量子力学の建設がスタートしたの?」

若菜「何、ボケたこと言ってるんですか?」

私「あーあ、七夕だったのにな」

麻友「本当に、こじらせ女子ならぬ、こじらせおじさんね。とにかく、今回の七夕は、会えないわ。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2021年7月7日22時30分である。おしまい。